2019-01-01から1年間の記事一覧

トップ 政治 経済 ビジネス 社会・一般 国際 IT・メディア 科学・文化 書評 歴史 八幡氏への反論:歴史学者のトンデモ本への向き合い方 2019年03月06日 17:00 呉座 勇一 ツイート シェア 保存 送る 『週刊ポスト』2019年3月15日号に掲載された歴史小説家・井…

征韓論ー西郷文書

p 西郷隆盛 戻る いわゆる征韓論の史料 「西郷南洲翁の正気 (その弐)」 2012/01/16 18:39 史料①「大使派遣論の趣旨」 そもそも西南戦争の遠因は、明治六年のいわゆる征韓論破裂にあります。 南洲翁は自らの大使派遣論に固執したわけですが、これには理由が…

福沢諭吉「丁丑公論」

============= ====小林秀雄とベルグソンとマルクスー『 感想(ベルグソン論 )』を読む。============= ==== 理論的思考や体系的思考は、理路整然としていて、優れた思考のように見える。逆に、理論や体系を批判し、自由に…

■■雄文 『シナリオ・ライターの僕の「これまで」と「これから」』     

『シナリオ・ライターの僕の「これまで」と「これから」』 第一章 僕の一週間が始まる・・・・・・・・・ 第二章 僕達の仕事・・・・・・・・・・・・・ 第三章 玲子の家の事情・・・・・・・・・・・ 第四章 玲子の行動・・・・・・・・・・・・・ 第五章 …

■■雄文『玲子のひと夏の冒険』

『玲子のひと夏の冒険玲子が、築二十年のアパートに帰ってまず行うことは机の上のパソコンの電源スイッチを入れることだ。パソコンが立ち上がるまでの間に、通勤に使った服を脱ぎ、室内着に着替える。そして、おもむろに机の前に進み、椅子に座る。これから…

■■俊介「最後の一年」

「最後の一年」(改題)つづき 引き揚げていった。 「エ~、なんで俺が残らなくちゃいけないんだ」と内心思いながら男と向き合うことになった。 向き合っても話すことはない。沈黙したまま、男を見ていると相手もこちらを睨んだまま無言である。堪りかねて「…

■■明子『 父の物語(5)』

父の物語(五) ■■明子 私は、休日の朝は、目覚ましをかけずに寝たいだけ寝ることにしている。カーテンを開けるといい天気だ。机の上に目をやると、父の古びたノートの束が、早く読んでくれというように積みあがっている。そうだ、これを読まなければ・・・…