2020-07-09から1日間の記事一覧

小林秀雄の「徒然草」論

小林秀雄「徒然草」 昨日、小林秀雄の目線が知りたいと書いたが、「歴史の魂」を書いた翌月の八月に『文学界』に書いた「徒然草」がその回答になっている。「徒然草」は吉田兼好が書いた随筆で、「徒然なるままに、日ぐらし、硯(すずり)に向かいて、心に映…

小林秀雄の古典論

Rakuten Mobile 楽天ブログログイン ブログを作成 ホーム ホーム 新しい記事 新しい記事 過去の記事 過去の記事 コメント コメント シェア シェア宮川俊朗のブログ 小林秀雄雑感 2 2018.09.27 カテゴリカテゴリ未分類 (665)無常といふ事小林秀雄は戦火が激…

小林秀雄『 平家物語』

平家物語 1 1「先がけの勲功立てずは生きてあらじと誓える心①生食知るも」 これは、『平家物語』を詠じた②子規の歌である。名歌ではないかもしれないが、子規の心が、『平家物語』の美しさの急所に鋭敏に動いた様が感じられ、」2詩人がどれくらいよく詩人…